◎本部町にある日本国内で唯一塩分濃度の高い河川ヽ(^。^)ノ☆|沖縄放浪日記

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2015年11月30日月曜日

◎本部町にある日本国内で唯一塩分濃度の高い河川ヽ(^。^)ノ☆

ハイサぁ~イ☆

一昨日(28日)は、浦添市にあるBAR『バール・ビアンコ』さんの月に一度の飲み放題企画『スペシャル・ビアンコ・デー』だったんですが、メチャクチャ楽しすぎて、少し飲み過ぎちゃいましたね(笑)

お陰で、昨日(29日)は午後3時くらいまで、ずーっとダラダラ自宅で過ごしてました。。。( ̄▽ ̄;

『バール・ビアンコ』さんの飲み放題プランは、この『スペシャル・ビアンコ・デー』だけではなく、毎日OPEN時間の20時~23時までの間、4名以上の団体で入店すれば、時間内飲み放題+FOODが半額になっちゃうプランも用意されてるんですよ~☆

とってもお得なプランなので、友達を何名か誘って、20時から入店すれば、超ぉ~お得に『バール・ビアンコ』さんを楽しむことができますよぉ~♪(´▽`)ノ☆
※詳細は『バール・ビアンコ』さんのHPで確認してくださいね(^_-)-☆

凄く素敵なBARなので、興味がある方は、ぜひ遊びに行ってみてくださいネ~\(^O^)/

さてさて☆

この前の連休中、沖縄本島北部に遊びに行った後、その帰り道にラスト一ヶ所だけちょこっと寄り道しました☆

沖縄県国頭郡本部町崎本部にある
『塩 川』
国道沿いにある『塩川』への入口☆
こちらは、本部町と名護市を結ぶ国道449号線(本部循環線)沿いにあり、名護市から本部町へ向かうと、巨大な採石場を過ぎて、右側にあります☆

なぜここに寄ったのかとゆーと、この川は、日本国内では唯一、湧水が『塩水』とゆー大変珍しい川だからなんですよ♪
国道から歩いてすぐの所に階段があります☆
世界でも、この『塩川』とプエルトリコの2ヶ所しかない大変貴重な『川』なんですねぇ~(´▽`)ノ

この『塩川』は、沖縄返還当日の1972年(昭和47年)5月15日に、国の天然記念物に指定されたんだそうですよぉ~☆

全長は約300mで、方言では『スーガー』若しくは『スガ』と呼ばれています。
階段を降りてすぐに『塩川』の湧水口がある場所に着きます(笑)
湧水口がある場所のすぐ横に建てられてる説明板によると・・・
≪この塩川は海岸線より150m余の陸地内部にあって海面上1.29m~1.49mの岩間から常時塩水を湧水している世界でも珍しい川で昭和47年5月15日、国の天然記念物に指定された。この塩川の湧出機構については岩塩層説、サイフォン説、地下空洞説などいろいろあるが、確定的なものは未だにない。

これまでの調査によれば、
①潮位と水位(湧出量)は比例する。
②湧出量と塩水濃度は逆比例の関係にある。
③海水に陸水が混合したもので岩塩層説は全く否定される。

塩水の流れる川は世界でもここ「塩川」とプエルトリコの二ヶ所しかなく貴重な川である。
本部町教育委員会≫
・・・とありました。
湧水口近くにある古い案内板
また、ウィキペディアによると、雨水が石灰岩の亀裂から地下に浸透し、海岸近くで湧水となっている場所は多くあり、地下には多数の鍾乳洞が存在すると推察れているとのこと。。。

そして、この塩川も鍾乳洞からの湧水を水源とするもので、湧水量は毎秒100リットルを超える本部半島では第一級の湧水であるにもかかわらず塩分を含むことから、古くから《本部の七不思議》のひとつとされてきたんだそうですよ
ん?『本部の七不思議』ってあと六つは何なのかな・・・?(笑)( ̄▽ ̄;

塩湖である『死海』や、砂漠地帯の岩塩が地表に現れている場所もあるが、これらは水中の塩分が水の蒸発によって濃縮されたもので、気温の高い乾燥気候という特殊な条件下のもとにできたもので、日本のように適度な降水量がある湿潤な気候条件下では地上に塩分が湧出するようなことは通常ありえないんだとか。。。
(ウィキペディア『塩川(沖縄県)』の概要より引用)
下流側。干潮の時間帯だったためか、水量がちょっと少なかった感じでしたね。。。
また、この『塩川』には希少種の海藻が生息しているらしく、日本の重要湿地500にも選定されているそうです。

特に危急種に指定されている紅藻類の『シオカワモッカ』は、日本ではこの『塩川』にのみ生息してるみたいですが、大雨が降ると、赤土が流入する影響で、生育環境が悪化しているとのこと。

さらに、国道449号線の道路拡張整備により、日当たりが良くなってしまい、アオノリやアオサ等の他の海藻が繁殖して、日陰を好む『シオカワモッカ』の生育を妨げているんだそうですよ。。。
(ウィキペディア『塩川(沖縄県)』 生物的自然より引用)
一つ目の小さな橋を渡ると広けた場所があり、そこを通過してさらに奥に行くと小さな拝所があります。
『火の神』・『滝の神』・『泉の神』・『御母神』・『ビジュル』が祀られた拝所。
この『塩川』をいろいろ調べていくと、水温は年間を通してほぼ一定に保たれているそうで、ボラ・ユゴイ・ミナミクロダイ・チチブ・ボウズハゼの魚類がいるとのこと。
たしかに、小さな魚が数匹泳いでるのを見ましたネ☆

また、テナガエビやヌマエビなどの甲殻類も数種類いるんだそうですよ♪

んで、湧水口がある場所から、さらに奥に進んでいくと、奇妙な形をした自然岩のすぐ横に『火の神』・『滝の神』・『泉の神』・『御母神』・『ビジュル』が合祀された拝所がありました。
奇妙な形の自然岩と拝所
『ビジュル』とは、豊作・豊漁・子授けなどが祈願される十六羅漢のひとり賓頭慮(びんずる)がなまったものです。
合祀された拝所
・・・と、今回は、ここまで見学して終了致しました。

国道449号線が整備され、こちらも昔よりも綺麗に整備されたようですが、雑草が生い茂ってたり橋の手すりが壊れたままで、清掃やメンテナンスされてなかったのが、ちょっと残念でした。。。

日本国内で唯一、さらに世界でも二ヶ所しかないとても貴重な河川であり、貴重な生物もたくさん生息してるので、もう少し綺麗に保全してほしいものですねo(^-^)o

それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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☆『塩川 国指定天然記念物』☆

☆場所:〒905-0225
      沖縄県国頭郡本部町崎本部

☆時間:自由見学

☆駐車場:なし

☆トイレ:なし