伊計島の北側に位置する灯台とその近くにある子宝之神が祀られた拝所☆|沖縄放浪日記

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2017年8月1日火曜日

伊計島の北側に位置する灯台とその近くにある子宝之神が祀られた拝所☆

ハイサぁ~イ⭐

先月(7月)の31日は、超ぉ~いい天気だったんで、午後から久しぶりに沖縄本島中部の勝連半島の北東に位置する『伊計島』『宮城島』へ行ってきました。

まず最初に向かったのは『伊計島』。

以前、いろいろ調べものをしていた時に、島の北側に"灯台"があるとの情報を見つけたんですよ。

しかも、その"灯台"のすぐ近くには『子宝祈願』のための拝所もあるんだとか。。。

沖縄県うるま市与那城伊計(伊計島)にある

『伊計島灯台と子宝之神が祀られた拝所』

伊計島灯台と御地子宝之神の拝所の写真
伊計島の北側の森の奥にある子宝祈願の聖域
こちらは、以前ご紹介した『犬名河(インナガー)』の入口手前の農道をさらに北向けに進み、約410mほどの距離にある小さな十字路を左折します。

左折して約50mほど進むと、前方に未舗装の道が見えてくるんですが、その未舗装道路の奥にあります。
伊計島灯台と御地子宝之神の拝所の写真
小さな十字路を左折して約50mほど進んできたところ。『伊計島灯台』と拝所はこの先にあります。
未舗装道路に入って約20mほど進んでいくと、クルマが進入出来ないように鎖が繋がれていますので、こちらからは徒歩で向かいます。
伊計島灯台と御地子宝之神の拝所の写真
『伊計島灯台』・『子宝之神』が祀られた拝所の入口。
人が滅多に訪れない場所のためか、灯台・拝所への道は草木が繁茂しており、まるで獣道のようになっています。
伊計島灯台と御地子宝之神の拝所の写真
入口から少し入って来たところ。草木が繁茂しており、道幅が狭くなっています。
入口を入って、1,2分ほど歩いていくと、視界が少しばかり開け、"獣道"を横切るようにコンクリートの小道が見えてきます。
伊計島灯台と御地子宝之神の拝所の写真
入口から1,2分ほど歩いてきたところ。小道を横切るコンクリートの小道が現われます。
右側は完全に森になっているんですが、左側の先を見ると、真っ白な『伊計島灯台』が見えます。
伊計島灯台の写真
『伊計島灯台』
『伊計島灯台』が点灯を開始したのは、1977年(昭和52年)の3月28日からなんだそうで、灯台自体の高さは14mとなっており、そんなに高くはありません。
※地上から灯火までの高さは11.97mとのことです。

しかし、平均水面上から灯火までの高さは41mとなっており、光達距離は12.0海里となっているんだそうですよ。

『伊計島灯台』を後にし、"獣道"をさらに奥へ進んで行きます。
伊計島灯台と御地子宝之神の拝所の写真
獣道を奥へ進んでいくと、その先に赤瓦屋根の小さな建造物が見えてきます。
すると、道の先に赤瓦屋根の小さな建造物が見えてきます。

よぉやっと『御地子宝之神』が祀られた聖地に到着です。
御地子宝之神が祀られた拝所の写真
『御地子宝之神』が祀られた拝所
敷地内には、中央に『御地子宝之神』と刻まれた石柱の拝所があり、向って右隣には≪此こは聖なる場所です。子之方男神より精子 丑之方女神より卵子を頂いて 子宝が授かります≫と刻まれた石碑が立てられています。

また、左隣には先程"獣道"から見えた赤瓦屋根の門(?)のような建造物があり、敷地の右奥には箱に安置された観音像が置かれていました。
御地子宝之神の拝所の写真
『御地子宝之神』と記された拝所。右隣りには由来が記された石碑が建立されています。
御地子宝之神の拝所の写真
『御地子宝之神』の拝所の右隣にあった石碑。
『御地子宝之神』の石柱に向かって右側面には『丑之方女神』と刻まれ、左側面には『子之方男神』と刻まれています。
御地子宝之神の拝所の写真
『御地子宝之神』の石柱に向かって左側面には『子之方男神』、右側面には『丑之方女神』と刻まれています。
敷地を囲う塀には立て看板が2枚設置されており、拝所後方の立て看板には、≪此処は聖なるお所です。 主様が遣はされた男神と女神がお立ちになられます。 主様から精子と卵子を神々が受授されその男と女の精神に合った子宝が与えられます。 ●主の御命令に依り創立 一九七七年旧二月二〇日 子日≫と、先程の石碑に記されている内容とほぼ同じようなことが記されていました。
御地子宝之神の拝所の写真
『御地子宝之神』の拝所後方の塀に設置されていた立て看板。
そして、もう一方の立て看板には、≪神場のお仕事≫と題され、≪一、真筋正しを改めるお許しをえます。 一、水子御返上の儀式を致します。 一、血の道を治すためにお詫びとお許しを得ます。 注 元家の御未知門を通して参拝が許されます。≫と記されていました。
御地子宝之神の拝所の写真
≪神場のお仕事≫と題された立て看板
もしかるすると、先程の赤瓦屋根の"門"のような建造物は、この立て看板に記されている『御未知門』なのかもしれませんね。
※あくまでもワタクシの憶測なので、もし間違っていたらすいません🙇
御地子宝之神の拝所の写真
太陽光でちょっと見えにくいですが、『御地子宝之神』の拝所左隣にある『御未知門』(?)
御地子宝之神の拝所の写真
赤瓦屋根の建造物の向こう側は、草木と岩しかありませんでした。
建造物の手前から、向こう側を伺ってみましたが、草木と地面から顔を覗かせる岩しか見当たりませんでした。

そして、敷地の北側の角にはケースに安置された『観音像』が祀られています。
御地子宝之神の拝所の写真
敷地の奥に安置されている観音像
ケースの口は、ガラスで閉じられており、風景が反射して見えにくかったですね(泣)

たぶん、先程の立て看板に≪水子御返上の儀式を致します。≫と書かれていたので、『観音像』も安置されているのでしょうね。。。

・・・と、ここまで見学させて頂いた後は、そのままクルマへ戻り、次の目的地がある『宮城島』へと向かいました。
御地子宝之神の拝所の写真
大切な"聖地"ですので、マナーを守りましょう。
こちらは、あまり知られていない拝所ではあるんですが、子宝祈願のために、こちらを訪れるご夫婦が、稀にいらっしゃるようです。

もし、『子宝祈願』をしたいというご夫婦がいらっしゃいましたら、こちらを訪れてみてはいかがでしょうか?

こちらは『伊計島』の人々にとって大切な聖地ですので、訪れる際には、くれぐれもマナーを守って下さいね。

それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んで下さいまして、誠にありがとうございますm(_ _)m
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『伊計島灯台

☆場所:〒904-2421
      沖縄県うるま市与那城伊計(伊計島)

☆見 学:無料

☆駐車場:あり(入口前に1,2台分のスペースあり)