首里城の東方約1㎞にあり、王府時代に国王自ら訪れて祭祀が行われたという御嶽(その2)☆|沖縄放浪日記

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2016年8月7日日曜日

首里城の東方約1㎞にあり、王府時代に国王自ら訪れて祭祀が行われたという御嶽(その2)☆

ハイサぁ~イ☆

今日(7日)の沖縄本島は、朝からずーっと小雨が降ったり止んだりの愚図ついた天気となりました。。。

んで、明日月曜日(8日)も、降水確率が80%となっており、今日と同じような天気となりそうです。。。

ここ最近、不安定な天気が続いており、なんだか梅雨が戻ってきたような感じです(泣)

はぁ。。。早く天候が回復して、青空が戻ってきてほしいものです( ̄▽ ̄;

さてさて☆

今回は、前々回のブログ記事の続きです。

東側の『大嶽』一帯を見学した後、公園西側から戻り、今度は『大嶽の石門』の道向かいにある『小嶽(クタキ)』一帯を見学しに向かいました。

沖縄県那覇市首里鳥堀町にある
『弁ヶ岳(弁ヶ嶽)
『弁ヶ岳』の『小嶽(クタキ)』の祠(左奥)と首里城から移された『沖縄神社』(右)。
前々回にご紹介した『弁ヶ岳』の由来が記された説明によると、参詣道を挟んで『大嶽』の向かい側の杜は『小嶽(クタキ)』となっているとのこと。

この『小嶽』には、神名『天子(テダコ)』が祀られているんだそうです。
西側の公園入口から見た『弁ヶ岳』
『大嶽』の石門を背にして向かい側を見ると、左側には東屋があり、真正面と右側に丘の上へと延びる石段が2ヵ所ありました。
赤瓦屋根の東屋
拝所へと続く石段
2ヵ所ある石段のうち、東屋側の石段を上がっていくと、東南東の方角を向いた拝所があります。
東南東の方角に向いている拝所
どうやら、こちらの拝所は、《神の島》と呼ばれる久高島や斎場御嶽(せーふぁうたき)に向かっているみたいですね。

また、この拝所の向かい側にも、石段になった拝所があり、そちらは西の方角に向いていました。
西の方角を向いている拝所
こちらには、この二つの拝所しかありませんでしたので、一旦、参詣道に戻り、もう一つの石段を上がっていきました。
もう一つの石段。ここを上っていくと・・・
石段を上がると、開けた場所があり、その奥に神社と祠がひっそりと佇んでいました。
杜に囲まれた広場がありました。
沖縄神社
手前側にあるのは、『沖縄神社』で、もともとは首里城にあったんだそうですが、沖縄戦で消失してしまったために、戦後にこの場所に移設されたんだそうです。

神社内部には、右から『尚思紹王』、『英祖王』、『舜天王』、『察度王』、『尚圓王』と琉球国王の名が記された依り代の石が五つ祀られていました。

この『沖縄神社』から、少し間隔を開けて『小嶽(クタキ)』の祠があります。
小嶽(クタキ)
祠は、写真の通り、簡易的な金網で閉ざされており、こちらも中には石が祀られていました。
以前は、この金網は無かったみたいですね。。。

先程もお話したように、『天子(テダコ)』が祀られています。

この祠の横から、後方に行くことができたので、ちょこっと行ってみたんですが、何もありませんでした。

・・・と、ここまでで『小嶽』側は終了です。

今回は、2回にわたってご紹介させて頂いたんですが、かつて琉球王府時代に国王自らが訪れ、祭祀が行われていた重要な御嶽の一つ『弁ヶ岳』。。。

『首里城』を訪れた際に、もしお時間があれば、こちらにも足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
『大嶽』の石門にあった螭吻(ちふん)
それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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『弁ヶ岳公園』☆

☆場所:〒903-0805
      沖縄県那覇市首里鳥堀町4-121

☆見 学:無料

☆駐車場:無し